妖怪たちに出会える不思議な通り
鳥取県境港市にある「水木しげるロード」は、漫画家・水木しげる氏の出身地として知られる観光名所です。境港駅から水木しげる記念館まで続く約800メートルの通り沿いには、177体もの精巧な妖怪ブロンズ像が並び、「妖怪文化の首都」として全国のファンに親しまれています。
街を救った妖怪たちの来歴
この通りが誕生したのは1993年のことです。商店街の活性化を目的に、当初は23体のブロンズ像からスタートしたといわれています。その後、知名度の上昇とともに像の数が増え、ゲゲゲの鬼太郎やねずみ男などの人気キャラクターをはじめ、日本各地の民間伝承に登場する多種多様な妖怪たちが集まる場へと発展しました。寂れつつあった通りが妖怪の力で息を吹き返したという、現代の不思議な再生譚としても語られています。
訪ねるなら
昼間は一つひとつのブロンズ像の表情をじっくり観察しながら、妖怪神社や記念館などの関連スポットを巡る散策が楽しめます。また、夜間には通り全体がライトアップされ、歩道に妖怪の影絵が投射されるなど、昼とは一変した怪しくも幻想的な世界が広がります。古くから日本人に親しまれてきた妖怪文化の魅力を肌で感じられるおすすめのスポットです。




