赤い目を持つ異形の怪人\nモスマン(蛾男)は、アメリカ・ウェストバージニア州のポイント・プレザント周辺で1966年から1967年にかけて多数目撃されたとされる未確認生物(UMA)です。目撃談によると、身長約2メートルほどの人間のような体格に巨大な翼を持ち、胸元に不気味に赤く光る二つの目があったと語られています。\n\n### 悲劇の予兆とされた都市伝説\nモスマンの目撃が続いていた1967年12月、町と対岸を結ぶ「シルバー・ブリッジ」が崩落し、多くの犠牲者を出す事故が発生しました。この惨事以降モスマンの姿が見られなくなったことから、怪異は「大惨事を警告しに現れた予兆の使者」あるいは「災厄をもたらした存在」として広く語り継がれることになりました。\n\n### カルチャーへの広がりと科学的検証\nこの一連の騒動は後に書籍や映画『プロフェシー』の題材となり、世界中で知られる都市伝説へと発展しました。生物学者や研究者の間では、巨大な鳥類であるカナダヅルやフクロウを夜間に見間違えたのではないかという説が有力視されています。現在では地元ポイント・プレザントの観光資源としても親しまれており、記念像が建てられるなど地域の名物として愛されています。