「あなたは好きですか?」
インターネットを閲覧していると、突然画面上に「あなたは—好きですか?」という不気味なメッセージとポップアップが現れるという都市伝説です。消そうとしてウィンドウの閉じるボタンを押しても、何度もしつこく出現し、次第に「あなたは赤い部屋が好きですか?」という問いかけに変化します。そして最後まで見てしまった者は謎の変死を遂げ、自分の血で部屋が赤く染まってしまう……などと語られていました。
ネット黎明期が生んだデジタル怪談
この都市伝説の発祥は、2000年代初頭にウェブ上で公開されたインタラクティブなFlash作品とされています。ブラウザのポップアップ機能を模倣した巧妙な演出や音声による恐怖演出が当時のネットユーザーの間で大きな話題となり、チェーンメールや掲示板を通じて急速に拡散されました。
演出のインパクトの強さから「閲覧すると本当に災いが起きる」といった噂が一人歩きし、やがて現代の怪談として定着していったと考えられています。インターネット黎明期の技術や表現文化を象徴するネットロア(インターネット上の伝承)の代表例として、現在も語り継がれています。




