どんな場所か
イギリス南部ソールズベリー平原に佇む「ストーンヘンジ」は、紀元前3000年頃から紀元前1500年頃にかけて段階的に築かれたとされる先史時代の巨石建造物です。円陣状に並ぶ巨大な直立石と、その上に横たわるまぐさ石が織りなす特異な景観は、世界遺産にも登録され、世界中から多くの旅人を惹きつけています。
伝説・来歴
この遺跡がどのような目的で築かれたのかは、現在も決定的な結論が出ていません。古代の天文台、太陽崇拝の神殿、有力者の墓地、あるいは病を治す巡礼地だったとする説など、多角的な研究が進められています。中世の伝説では、アーサー王伝説に登場する魔術師マーリンがアイルランドから巨石を運ばせたとも語り継がれてきました。特に有名なのは夏至の日の出との関連で、中心部から「ヒールストーン」と呼ばれる石の延長線上に太陽が昇るよう設計されていると語られ、太古の人々の高度な天文学的知識を感じさせます。
訪ねるなら
ロンドンから日帰りツアーや鉄道とバスを利用して訪れることができます。現代でも夏至の日には日の出を迎える祭りが開かれ、世界中から集まった人々が巨石を取り囲みます。併設のビジターセンターでは発掘された遺物や当時の生活を再現した展示もあり、先史時代のロマンをじっくり味わえるスポットです。




