自転車で迫る包帯姿の怪人
「トンカラトン」は、1990年代の学校の怪談ブーム期を中心に、全国の小中学生の間で広く語られた都市伝説です。全身に白い包帯をぐるぐる巻きにし、自転車に乗って背後から現れる怪人とされています。
合言葉を言わないとどうなる?
噂によると、トンカラトンに出会うと「トン、トン、トンカラ、トンと言え」とリズミカルに要求されると語られています。その通りに「トン、トン、トンカラ、トン」と正しく言い返せば何もされずに去っていくとされますが、無視したり言い間違えたりすると、持っている刀で斬りつけられたり、包帯を巻かれて同じ姿に変えられてしまったりすると伝えられています。
メディアを通じた全国的な広がり
リズミカルな合言葉や、包帯姿で自転車を漕ぐというシュールかつ不気味な姿が子供たちに強い印象を与えました。平成期の児童向け怪談本やテレビアニメ『学校の怪談』で取り上げられたことで全国的な知名度を獲得し、古典的な学校怪談の代表例として親しまれています。




